映画「セッション」のご紹介
『セッション』は、2014年にアメリカ合衆国で製作されたドラマ映画である。監督・脚本はデミアン・チャゼル、主演はマイルズ・テラーが務めた。
第87回アカデミー賞で5部門にノミネートされ、J・K・シモンズの助演男優賞を含む3部門で受賞した。監督・脚本:デミアン・チャゼル
主演:マイルズ・テラー
上映時間:1時間 47分【参照元】セッション (映画) – Wikipedia
【公式サイト】映画『セッション』公式サイト
今回は、最近観た映画「セッション」のご紹介です。
※あくまで個人的な感想を交えた、素人目線のご紹介ですのでご容赦ください。
※ネタバレする程の詳しい解説ができる文才はありませんので、ご安心ください。
率直な感想としては、とても興奮できてスカッとした映画でした。
この映画の売り文句でもある『ラスト9分19秒の衝撃のセッションを見逃すな!』が何を示すかは、是非一度ご覧になっていただきたいと思いますが、特にラストは圧巻で観終わった時には爽快感すら感じました。
映画の構成としても、わずか107分というコンパクトでシンプルな構成で、このコンパクトさが観ている人の気持ちの昂ぶりを最初から最後までしっかり維持して、最期観終わったあとの爽快感につながっているのかなとも思います。
何を隠そうこの映画は、元々は第29回サンダンス映画祭に出品された18分の短編映画がもとになっています。
この第29回サンダンス映画祭で短編映画が絶賛され、投資家たちから多くの資金を獲得することができたことが、長編映画製作につながっています。
※DVDとかには特典映像として、この短編映画版も収録されているので是非こちらもご覧になってください。
登場人物も少なく、基本的には教師と生徒の1対1の物語なので本当にシンプルな構成ですが、短い時間の中に「質の高いストーリー」と「質の高い演出」が濃縮されているような印象さえ受ける映画です。
観終わってから、他の色々な方のレビューなんかを見ていると、使用楽曲についてなど特に音楽について批判的な意見をしている方もいらっしゃいますが、そのあたりはあくまで映画ということで、音楽の知識がなくても、というよりむしろ予備知識なく、頭を空っぽにして是非観て欲しい作品です。
難しすぎて頭に「?」が残ったままになることもなく、物足りなくて味気なさを感じることも決してないと思います。
まだご覧になっていない方は、是非一度ご覧になってください!
※部屋を暗くして、ヘッドホンをつけて爆音で観ていただくのをお勧めします!